寄り道 小布施編
基本情報
目的地 | 小布施:松本を出発して三才山トンネルを通り、 鹿教湯(かけゆ)温泉に寄り、上田市、菅平高原、須坂を抜けて小布施へ |
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ルート | 国道254号(三才山トンネル)〜地方道12号(鹿教湯温泉) 〜国道143号(上田市)〜国道406号(菅平高原)〜須坂〜国道403号(小布施) |
寄り道1 地方道12号沿い 鹿教湯温泉
三才山トンネルを抜け、鹿教湯トンネルを抜けた後の信号機を地方道12号へ向かいます。
交差点で鹿たちが迎えてくれます。
写真は国道254号を上田方面から来た様子です。
鹿教湯温泉は、文殊菩薩が鹿の姿を借りて、信心深い猟師へ山中に湧く温泉を教えたと言われる温泉地であります。
上の写真の右下にある五台橋は、珍しく屋根が付いた橋であり、鹿教湯温泉のシンボルとなっています。
この写真には写っていませんが、写真の左上のほうには、文殊菩薩が祀られる文殊堂が建てられています。
寄り道2 国道406号 菅平高原
松本街道を通り、上田市を経て国道406号を北に走って行きます。
スキー場というイメージが強い菅平高原ですが、夏季でもスポーツなどで楽しむことが出来ます。
菅平高原から須坂に向かう途中に存在する、謎のレストランに名物「焼きカレー」があります・・・。
残念ながら食すことが出来なかったので、ご興味あるお方はお試しあれ。
寄り道3 国道403号との交差 須坂市
国道406号と403号の交差するところに須坂の町並みがあります。
須坂は、江戸時代に商業の地として栄え、豪商があったと言われています。
このことから、須坂の町並みは江戸時代の文化を垣間見ることが出来ます。
3月3日から4月3日の一ヶ月間、ひな祭りがあるようです。
女性の方ならご存知かもしれませんが、雛人形を飾る期間は節分(2/3)が終わったあとから一ヶ月間だそうです。
長野県のある地域では、七夕やひな祭りが他方と比べて一ヶ月遅いのでお祭りもそうなのでしょうか。
寄り道4 高速道路沿い 道の駅オアシスおぶせ
上信越自動車道沿い「小布施PA」の近くに、道路を挟んで道の駅があります。
こちらは小布施総合公園でもあり、池もあるのでのびのび休憩することが出来ます。
6次産業センターや葛飾北斎氏のグッズ、栗のお酒やお菓子などがあり、お土産を買うならここもお勧めです。
寄り道5 おぶせのまちのユニークな 6次産業センター
道の駅 オアシスおぶせ にて「6次産業センター」がとても気になったので早速向かいました。
雁田山ふもと近くの県道358号沿いにありました。
「6次産業センター」とは、
1次産業(農業)×2次産業(加工)×3次産業(情報サービス)=6次産業
であり、地元農産物を原料に自然で素朴な味を目指しているそうです。
ここでは、季節の野菜や果物、りんごっすやジャム、
アップルパイにアイスクリーム、お漬物などが売られています。
目的地 小布施
須坂方面から国道403号を北へ走ると、目的地・小布施に到着です。
葛飾北斎のゆかりの地、小布施は栗と情緒ある町並みから、多くの俳人から愛された町です。
その町並みは現在も修景事業によって古い町並みが護られています。
また、有名な岩松院の天井絵である「鳳凰の八方睨み」も忘れてはなりません。
小布施と言えばやっぱり「栗おこわ」です。
栗おこわは多くのお店で、それぞれ独自の味付けを楽しむことが出来ます。
薄味が御所望なら左側の竹風堂がおすすめです。
濃い味がお好きな方には、北斎亭でも購入できる桜井 甘精堂の「栗おこわ」はいかがでしょうか?
日本のありし日の姿を色濃く残す小布施の町は、
雑然とした現代社会に疲れたあなたを古き良き日本への旅に誘います。
例えば、日本特有の和紙で作った置物からは日本の懐かしさを感じられるでしょう。
実は左側のお店ののれんも和紙で出来ているんです!
小布施の町には一工夫した風景が感じられます。
昔ながらの街並みに加え、一風変わった街頭が数多く見られました。
また、実際使用されているのか定かではないですが、ポストも珍しいものです。
懐かしい雰囲気が漂う小布施に、是非お出掛けください。