例で覚えるPHP
1.PHPの動作に必要なもの
PHPスクリプトを実際に動作させる上で必要なものは、PHPスクリプトに記された処理を行うプログラムと、 処理された結果を送信するためのサーバプログラムです。
1-1.PHPスクリプトの処理を行うプログラム
PHPスクリプトの処理を行う、「PHP」というプログラムがあります。とっても紛らわしいです。 ですが処理プログラムの方のPHPには、後ろにバージョン番号がつくのが一般的なので、おおよその場合は見分けがつくでしょう。 現在PHPにはバージョン4と5が存在します。
1-2.サーバプログラム
処理されたプログラムを、Webへと送り出すためのプログラムです。 有名なところではApacheやTomcatなどのフリーのサーバプログラムが挙げられます。
これらのダウンロードやインストールは、下記のページを参考にしてやってみてください。
OSがwindowsの人向け
自宅(マイ)サーバーで行こう
2php
OSがlinuxの人向け
【Vine Linuxで自宅サーバー】
ページ名通り、ディストリビューションにVineを選んだ人向けです
Installing LAMP On Ubuntu For Newbies | HowtoForge
ubuntu向けの英語サイトですが、筆者でも大体解るのできっと大丈夫です(笑)。
コマンド4つで環境構築が終わるので、とても楽チンです。
[ThinkIT] 第1回:PHPの基礎とインストール (3/3)
fedora向けのサイトです。パッケージが用意されているので環境構築が簡単に行えるようです。
PHP のインストール(CentOS4.x編)
CentOS向けのサイトです。こちらもパッケージによって簡単にインストールできるようです。
2.本コンテンツで用いる実行環境
本コンテンツ内で用いているソースコードは、以下の環境下で作成、実行しています。
プログラムの種類 | プログラム名 | バージョン |
OS | Linux Ubuntu | 3 |
サーバ | apache | 2.2.9-7 |
スクリプト処理 | PHP | 5.2 |
3.動作テスト
プログラムのインストールが終わったら、実際にスクリプトを動かしてみます。 手順としてはサーバの指定されたルートディレクトリにスクリプトを記述したファイルを置き、 そのファイルへWebブラウザを用いてアクセスする。これだけです。 その際のテスト用のスクリプトですが、よくphpinfo()が使われます。 ファイルをテキストエディタで開き、次のスクリプトを記述します。
<?php
phpinfo();
?>
このファイルをサーバのルートディレクトリに置き、ブラウザでアクセスします。
次のような画面が出れば、環境設定は成功です。