例で覚えるPHP
1. このコンテンツについて
このコンテンツはプログラミング言語に触れたことのある人が、より簡単にPHPを習得することを目的としています。 そのために各所で他の言語との比較を行います。 それによって、理解するためのイメージをより早くつかんでもらおうと考えています。 ですがそのために、他のプログラミング言語にまったく触れたことがなく、1からスタートするという人にとっては、 少し難しい話になってしまうかもしれません。
2. PHPとは
PHPとは、HTMLに埋め込むタイプのインタプリタ型のスクリプト言語です
(この説明だけでだいたいどういうものかわかる人は、もう次の回へ進んでも問題ない
と思います) 。大きな特徴としては、
・コンパイルする必要がない
・HTMLで出力される
・変数の型宣言が必要ない
などが挙げられます。
2.1.コンパイルの必要がない
インタプリタ型であるためにコンパイルを必要とせず、実行環境がソースコードを直接読み込んで実行します。 インタプリタがなんなのかわからない場合は、素直にgoogle先生に聞きましょう。
2.2. HTMLで出力される
HTMLに埋め込まれたコードが実行環境で処理されて出力されるため、最終的な出力結果はHTMLになります。
2.3. 変数の型宣言が必要ない
他の言語と同じように、PHPもそれぞれの変数に型を持っています。 しかしながら、PHPではその型を明示してやる必要はありません。 環境側が勝手に解釈し、最適な型を選択してくれます。 このことが、PHPを習得容易な言語たらしめています(と、少なくとも筆者は思っています)。
これらの他にも、PHPはサーバ上で処理されるスクリプト言語である、などの特徴も持っています。
そのあたりについては下のページも読んでみてください。
ほぷしぃ-PHPを使ってみよう
次のページでは、PHPの実行環境についての話をします。