JAVA(iアプリ)
iアプリの基礎
ダイアログを使って「Hello World」を表示してみましょう
簡単なアプリ(?)を作ってみます。
「Hello World」を画面に表示するだけのものです。
ソースは以下の通りです。
1)//Hello.java
2)import com.nttdocomo.ui.*;
3)public class Hello extends IApplication {
4) public void start() {
5) Dialog dg = new Dialog(Dialog.BUTTON_OK,"Hello World");
6) dg.show();
7) terminate();
8) }
9)}
ソースの説明です。
1)//Hello.java
コメントです。
ファイルの拡張子は「java」となっています。
2)import com.nttdocomo.ui.*;
iアプリのライブラリを使う事を宣言しています。
「*」はワイルドカードでいろいろあるライブラリをまとめて宣言しています。
3)public class Hello extends IApplication {
iアプリの class を受け継いで Hello と言うクラスを作ります。
4)public void start() {
iアプリはここから始まります。
5)Dialog dg = new Dialog(Dialog.BUTTON_OK,"Hello World");
ダイアログボックスを使います、
1行目で宣言したcom.nttdocomo.ui.*の中のFrameクラスのDialogクラスです。
使い方は Dialog 名前 = new Dialog(コンストラクターの引数);
コンストラクターの引数は、タイプ、メッセージ文字列 です。
この場合はOKボタンのみのダイアログに「Hello World」をセットしています。
6)dg.show();
4行目で設定したダイアログを表示します。
名前.show() show()がメソッドです。
"Hello World"という文字列を持ったダイアログdgを表示します。
7)terminate();
IApplicationクラスのメソッドterminateを実行してこのiアプリを終了しています。
8)}
3行目に対する閉じカッコです。
9)}
2行目に対する閉じカッコです。
以上です。
2、3、4行目と8、9行目は定型のコードです。
5、6、7行目にあたる部分を変えていけば様々なiアプリが作成できます。