ほぷしぃ

例で覚えるPHP

第4回 配列

1.PHPの配列

他の言語と同じように、PHPでもデータの集合を、配列を使って表すことができます。 C言語などでよく用いられるポインタはPHPでは用いることができません。

2.配列の用い方

PHPでは配列に値を代入するのに、いくつかの方法があります。 まず一番手っ取り早い方法は、array()関数を用いることです。

<?php
  $a=array("zero","first","second");
 
  echo "0=$a[0]";
  echo "<br>";
  echo "1=$a[1]";
  echo "<br>";
  echo "2=$a[2]";
?>

配列に代入したい値を引数に並べると、それらの値が格納された配列を返します。 この時の配列が持つ変数型が、複合型変数の一つであるアレイ型になります。

また、変数に[]を付け足し、次々に値を代入することでも配列として定義することができます。

<?php
 $a[]="zero";
 $a[]="first";
 $a[]="second";
 
 echo "0=$a[0]<br>";
 echo "1=$a[1]<br>";
 echo "2=$a[2]<br>";
?>

Explode()関数を用いることでも、配列は定義することができます。
第一引数に値を区切る記号、第二引数に値を並べたものを取ります。

<?php
 $a=explode(",","zero,first,second");
 
 echo "0=$a[0]<br>";
 echo "1=$a[1]<br>";
 echo "2=$a[2]<br>";
?>

定義されたこれらの配列の値は、インデックスを指定することで取り出すことができます。

実行結果:
実行結果は3つとも同じ

3.連想配列

 ここまでの配列では、インデックスが全て数値で表されていました。 それとは別に、連想配列というものがあります。 この配列は、インデックスに文字列が使われている点が特徴です。 値を代入するときは、array()関数の引数内で演算子「=>」を用います。 また、連想配列を用いる場合はインデックスをループ構文で遷移させることができないので、list()関数とeach()関数を組み合わせて値を読み込みます。

<?php
 $ass=array(
              'banana'=>'monkey',
              'carrot'=>'rabbit'
           );
 
 while(list($var,$arr)=each($ass))
    echo "$var=>$arr<br>";
 
?>

実行結果:
インデックスと値の対応

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