インターネットの基本
電子メールのここに気をつけよう!
- メールアドレスを一文字でも間違えると、相手に送ることができません。
アドレス入力の後にもう一度見直しましょう。
送ることのできなかった電子メールは下の様に宛先人不明で送り主に戻されます。
もし、間違えたアドレスと同じアドレスを持つ人がいた場合は、その人に送られてしまいます。
差出人: MAILER-DAEMON@○○○.ne.jp 宛先: 自分のメールアドレス
件名: failure notice
Hi. This is the qmail-send program at ○○○.ne.jp.
I'm afraid I wasn't able to deliver your message to the following addresses.
This is a permanent error; I've given up. Sorry it didn't work out. - 「件名」は受け取った相手に内容が伝わるように書くのがマナーとされています。
- 手紙に使う「拝啓」「敬具」や時候のあいさつ文などは電子メールでは省略されることが一般的です。
- 一度送った電子メールは取り消しができません。送信する前に内容をもう一度確認して、メールアドレスにも間違いがないか確かめましょう。
- 見ず知らずの人から届いた電子メールは開かないほうが無難な選択でしょう。電子メールにはコンピュータに悪影響をおよぼすウィルスと呼ばれるプログラムが混入されている場合もあります。
- メールに署名を入れるのは、受信した相手が署名まで入っていれば、メール全体が正しく送られてきたと判断できるようにする意味もあります。ですから、署名はメールの本文の最後に入れるようにしましょう。
- 電子メールは、電子メールソフトで書いた文章ファイルだけでなく、デジタルカメラで撮影した写真など「添付ファイル」として送ることもできる便利な機能があります。しかし、画像などの送受信には時間がかかることがあります。「添付ファイル」を送る場合は、受信する人の事も考えて送るようにしましょう。
- ネットワーク上のエチケットを「ネチケット」と呼んでいます。相手に不愉快な思いをさせないように心がけるのがネチケットの基本です。
ネチケットとは?
ネットワーク上のエチケットの事をいう意味の造語で、ネットワークを利用するうえで守るべきエチケットの事を「ネチケット」と言います。
相手に不愉快な思いをさせないように心がけるのがネチケットの基本です。ごくわずかな言葉の行き違いが大きな問題を引き起こすことがあります。
特にインターネット上の掲示板など、当事者以外が読めるところでの不用意な発言は、相手を傷つけるだけでなく、名誉毀損や侮辱罪、脅迫罪などの違法行為にあたる場合があります。
電子メールや掲示板などのコミュニケーション手段では相手が見えません。それだけに相手の立場にたった発言になるように注意が必要です。
また、記録が残ることも十分考慮に入れて、送信する前にもう一度内容を見直すようzしましょう。
なぜ、ただの「エチケット」ではなく「ネチケット」なのかというと、ネットワークの技術的な問題も関係してくるのです。
[電子メールのここに気をつけよう!]で「添付ファイル」について書きましたが、以前はブロードバンドと呼ばれるような高速回線はありませんでした。通信速度が遅く、送受信に時間がかかりました。
そのため、通信料が増え、相手の負担が多くなるなど、技術的な問題もあったことから「エチケット」とは分けて使われます。
「相手の事を考えて」はどちらでも変わらないのであまり気にする必要はありません。
ある企業に対する告発のホームページが数十万件のアクセスを数えたことがあります。
告発内容が事実である場合、名誉毀損などの罪にはなりません。
しかし、内容があいまいなものや間違った事柄が掲載されていれば、罪とはなる場合があります。相手の行動や発言に腹が立ったからといって、即ホームページではあまりにも軽率です。
ホームページや掲示板で公表することの意味を十分考えて発信するようにしましょう。
最後に
いろいろと書いてきましたが、あまり気にせず、
自分も楽しい、相手も楽しい、良いインターネットライフを送ってください♪