インターネットの基本
インターネットとは?
コンピュータは、単独で利用して色々な仕事をさせることができます。
しかし、このコンピュータで使用していたデータを、他のコンピュータでも利用したいとき、以前はフロッピーなどでデータの受け渡しという方法しかありませんでした。
今では、コンピュータ同士をケーブルなどでつなげることによって、複数のコンピュータでデータの共有や情報の共有ができるようになりました。
このようにコンピュータをつなぎ合わせたものをコンピューターネットワークといいます。
インターネットとは、世界中にあるコンピュータを電話回線などを利用して接続した世界規模のコンピューターネットワークです。
コンピュータは、ネットワークで結ばれることによって、コンピュータ同士で情報のやり取りができるようになります。
銀行のATMをはじめ、私たちの周りには様々な用途でコンピューターネットワークが利用されています。
インターネットによって、私たちも手軽に文章だけでなく、画像や音声のやり取りができるようになりました。
一般家庭からのインターネットへの接続は、多くの場合、プロバイダと呼ばれるインターネット接続業者のコンピュータに接続・経由することによって、世界中のネットワークへとつながっていきます。
よって、外国のホームページを見る場合でも、通信費はプロバイダまでの通信料金ですみます。
インターネットを利用したサービスには、ホームページや電子メールなどがあります。 ホームページは比較的簡単に作ることができます。
世界中には様々なホームページがあり、インターネットにつながってさえいれば、誰でも見ることができます。
わずか10年ほどでインターネットの利用者は爆発的に増えています。 これは、電話やテレビなどの普及の推移率をはるかに上回るものです。
今後、高速回線によるインターネット接続の普及によって、インターネットは私たちの生活の一部となっていくことでしょう。
インターネットのここに気をつけよう!
インターネットで買い物をする「オンラインショッピング」を利用するときには、クレジットカードで決済するお店が数多くあります。
クレジットカード番号をお店に知らせるときには、安全性をよく確かめてから知らせましょう。
有料会員制のホームページもあります。入会する前に、内容をよく確かめてから申し込みましょう。
ホームページには様々な種類があります。ワイセツ、暴力表現などを含むホームページも多く見られます。
子供たちが見ないように周囲の人が注意しましょう。
ホームページの情報はすべてが正しいとは限りません。膨大な情報の中から必要で正しい情報を見極める力が重要となります。
ひとつのホームページだけでなく、同じ事柄を扱った他のホームページも見て総合的に判断しましょう。
ホームページは、誰でも簡単に作ることができます。しかし、雑誌などに掲載された写真を無断でホームページに載せれば著作権の侵害になります。
また、他人のホームページに画像を無断で掲載するのも著作権の侵害となります。
自分が撮影した写真でも、そこに写っていた人に無断で掲載すれば肖像権の侵害となることもあります。
著作権の侵害、名誉毀損、肖像権の侵害など注意しながらホームページを作成しましょう。