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長野食工房

かぼちゃの豆知識

収穫時期

かぼちゃの収穫時期は、8月中旬から10月下旬です。
種類によって収穫時期は前後します。


保存方法

かぼちゃは収穫してからしばらく熟成させたものの方がおいしくなるので、ヘタのまわりがくぼんでいたり、ひびが入っているものは完熟しているよいかぼちゃです。
丸ごとであれば、風通しの良い涼しいところで長期保存できます。
切ったかぼちゃを保存するときは、種とワタを取り除いてからラップをし、冷蔵庫の野菜室で保存します。
切ったかぼちゃの保存は、一週間が目安です。


種類

日本で栽培されるかぼちゃは、下の3種類に分けられます。
 ・日本かぼちゃ
 ・西洋かぼちゃ(栗かぼちゃ)
 ・ペポかぼちゃ

日本かぼちゃは、ねっとりとしていて甘みが少なく、水っぽいのが特徴です。
西洋かぼちゃ(栗かぼちゃ)は、甘みが強く、ホクホクしているので、栗かぼちゃとも呼ばれています。
甘みは薄くて水っぽく、皮はなめらかで、色は白色、黄色、オレンジ色、緑色、筋の入ったものなど様々で形もいろいろあります。


冬至にかぼちゃを食べる

一年の中で最も昼が短くなる「冬至」にかぼちゃを食べますが、何故食べるのかご存知ですか?
冬至に「冬至かぼちゃ」を食べると病気にならないと言われ、古くから各地で言い伝えられています。
昔の日本では、「冬至」の頃になると秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなっていました。
そこで元気に冬を越せるようにと願いを込め、栄養もあって保存もきくかぼちゃは特別に大切にして、食べられていたようです。
冬にビタミンなどの供給源が不足した時代のかぼちゃは貴重なものだったといえます。
また、中国の太陰太陽暦では冬至は暦の起点とされ、日本では祝宴を開いていたようです。
このことから、冬至にかぼちゃを食べる習慣が広まってきたのではないでしょうか。

冬至には「ゆず」を浮かべたお風呂に入るという習慣もあります。
湯につかって病を治す「湯治(とうじ)」にかけられ、「融通(ゆうずう)が利きますように」という願いから、冬至には「柚子湯」に入るのだといわれています。


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