オープンアプリを作ってみよう!
[第1回]開発環境構築
[1] オープンアプリについて
オープンアプリについては、auのページで以下のように説明されています。
オープンアプリとは主に携帯電話向けに作成された公式アプリケーション以外のJAVA™アプリケーションの事です。
ようは今までauの携帯電話では公式アプリしか使用不可でしたが、勝手アプリの作成ができるようになるということです。
オープンアプリの実態はCLDC1.1/MIDP2.0の仕様に基づいたJavaアプリで、JadファイルとJarファイルで構成されます。
オープンアプリはauのオープンアプリプレイヤー搭載端末で動作させることができます。
詳細は以下のページを参照してください
オープンアプリプレイヤーのページ(au)
オープンアプリの技術情報(au)
[2] エミュレータと統合開発環境(NetBeans)のインストール
オープンアプリの実態であるJadファイルやJarファイルの作成や仮想携帯電話でのエミュレートを行う開発環境としてエミュレータを利用します。
エミュレータとしてJavaME Wireless Toolkit(サン・マイクロシステムズ)をインストールします。
JavaME Wireless ToolkitはJDKを必要とするのであわせてインストールします。
統合開発環境にNetBeansを使用する場合はあわせてインストールします。(JDK 6 Update 17 with NetBeans 6.8を選択する)
本コンテンツではNetBeansを使用して説明していきます。
[3] eclipsでの環境構築
統合開発環境にはeclipsを使用することもできます。
- 日本語化
- EclipseMEプラグインのインストール
- J2MEの設定
日本語化パッチをダウンロードしてzipファイルを展開します。
展開されたフォルダ(ファイル)でインストールされているeclipsのファイルを上書きします。
eclipsを起動してHelpメニューからUpdate Softwareを選択します。
ダウンロードサイトにhttp://www.eclipseme.org/updates/を追加します。
EclipseME update Siteが追加されるのでチェックをつけてInstallを選択します。
WindowメニューからPeferencesを選択します。
メニューツリーからJ2ME→Device Managementを選択します。
Importボタンを押下してSpecify search directoryにJavaME Wireless Toolkitをインストールしたパスを指定します。